2009年1月10日土曜日

やばいっす

今日はラグビー大学選手権決勝「早稲田VS帝京」がありました。
大学選手権決勝。
それは俺にとって聖なる儀式。
一年で一番楽しみで、神聖な時間とも言える。
ケニアに行った2年間以外は高校1年から一度もかかさず見ている。
NTC時代もこっそりテレビ観戦してたら、見事に見つかり「いや、NHKだし、いいかなと思って…」と言い訳してみたものの通るはずもなく、しっぽり怒られたというほど大学選手権決勝には思い入れが深い。
その大学選手権。
前評判では五分五分(やや帝京有利?)だったが、見事早稲田が勝利。
いやー今年もいいもの見させてもらった…
何が良かったってキャプテンの勝利インタビュー。
インタビュアー「今のお気持ち、どうですか?」
キャプテン「やばいっす!」
インタビュアー「苦労して勝ち取った優勝、この一年振り返ってどうでしたか?」
キャプテン「やばいっす!」
うーん、やばいしか言ってねぇ…
でも、こういうのって凄く個人的には好き。
この試合の直前にテレビであった高校サッカーのヒーローインタビュー。
インタビュアー「明日の決勝、点を取って、大会得点記録更新狙いますか!?」
選手「いや、個人の記録よりも、チームの勝利を優先させたいです。」
すごく優等生な回答だ。
でもこういうのってあんまり魅力感じない。
なんかやたら偉そうだが、最近の日本の若者ってみんなこういう感じに見える。
周りの目を気にすると言うか、そつなくこなそうとすると言うか…

早稲田のキャプテンは最強と呼ばれた過去のチームを引き継いだものの、2敗を喫し、そのキャプテンシーを疑問視されたこともあった。
でも、結果、決勝で一番輝いていたのは彼だったし、こういう物怖じしないヤンチャ坊主の彼だったからこそ優勝という結果がついてきたのではないだろうか。

誰かが言っていた。
人に嫌われたり、批評されることを恐れなくなったことで、全てがうまくいきだした。
やっぱこういう人は、目標に向かって一直線に突き進めると思うし、成しえると思う。
そういう人に俺もなりたいなぁ…

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