2008年9月13日土曜日

森の中で2年間

今、洋書の「ウォールデン~森の生活~」を読んでいる。
19世紀半ば、産業の急速な拡大が進むアメリカ。
ソローはウォールデンの池のほとりに小屋を建て、自給自足の生活を始める。
この本では2年2ヶ月にわたる森での暮らしの中で、彼は自然を観察し、自己について、そして人間と社会について書き綴られている。
英語の勉強に・・・と買った本だが、読んでみると面白い!
なるほどなーと考えさせられる。
面白いなーと思ったところを、ちょっと紹介しよう。

食べ物について:食べ物はちょっとした穀物や野菜で十分だ。人は肉を沢山食べないと病気になるというが、牛は草しか食べてない。

衣服や家について:衣服は家は寒さや雨から身を守るためにある。逆に言えば、その条件さえクリアしていれば、それ以上こだわる必要はないのである。沢山の人は豪奢な家を保持するためだけに貴重な人生を浪費しているように写る。

仕事について:満足した生活を送るためのお金はあまり多くなくて良いことに気付いた。仕事は日雇いの仕事が一番いい。日が昇ったら仕事をはじめ、日が落ちたら仕事は終わり。日没以降は自由に時間を使える。例えば、自分で会社など経営していたらとてもこうはいかない。24時間、仕事のことを考え続けることになる。

うーん、面白い!
俺も森で生活しようかな...

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