2008年9月8日月曜日

エリックよ、ついに俺はここまできたぞ

ケニアについて、3ヶ月ぐらいたった頃だったか...とにかく、協力隊生活が始まって間もない頃だ、中田エリックが俺の家に泊まりに来たことがあった。
2匹のさびしい野獣はケニアのさびしい灯りの下、語り合った語ったんだ。
日本に帰国したら実現したい夢について...
エリックは言った。
エリック「日本に帰ったらまず、携帯電話を買う。そして、着信音は黒電話か、もしくは、初期設定にしておく。そして、電話が鳴る。俺は電話に出る。「ハローォ」そしてペラペラの英語でしゃべる、掛け値なしに、かっこいいよね...」
俺「かっこいい...」

そして、ついにこの間、夢が現実のものとなった。
ネイサンが電話を掛けてきた。
俺は初期設定の着信音が鳴る電話を眺めつつ、あの頃を、男2人でアフリカで語り合ったあの夜の事を思い出していた。
そして俺は静かに通話ボタンを押した。
「ハローォ」
まあ、ネイサンは日本語ペラペラなんだが。

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